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2024年10月10日(木)
「食い倒れ」の街「大阪」。中でも、枚方は江戸時代には、三十石船で旅をする乗客に、小舟で近づいて行き、「くらわんか~」と酒や餅などを売った商魂逞しい土地柄で、現地も和洋中エスニック、老舗の和菓子からオシャレなカフェまで、美味しいお店がたくさんあります。
郷土料理 ごんぼ汁
くらわんか舟が売っていたという牛蒡が入った汁。
明治生まれの方が作っていた物を再現したごんぼ汁を、割烹藤で食べることができます。新しい名物「くらわんか鮨」とご一緒に。
伝統産業 河内そうめん
枚方市東部は「河内そうめん」の産地でした。
江戸時代に三輪素麺の技術を学び、津田に伝わり発展しましたが、後継者不足のため、現在は「藤井米穀店」でのみ、製造販売されています。希少で入手困難ですが、一部の店で料理として提供されています。
名物くらわんか餅
こちらもくらわんか舟で売られていた「くらわんか餅」。徳川幕府最後の将軍徳川慶喜にも献上されたとか。史料には「串に刺したあん餅」という記載もあり、営業権をもっていたくらわんか舟ごとの味があったのかも。
京阪電車やJR学研都市線の駅周辺、市内を縦断する国道1号沿いには、ショッピングモールや商業ビル、商店街など、多様な飲食店があり、食事の場所選びに事欠きません。また、少しアクセスが難しい場所にも、名店といわれる人気店があるので、色々検索してみてください。